過去のお話～その１～

ブログを始める時に書いたのですが、私の母はパチンコ依存症です。

趣味程度だったパチンコが麻薬のように「無ければ生きていけない」ものになったのは何故か・・・私なりに理由を考えてみました。



母は寂しかった



細かい理由はいろいろあるのだろうけど、最終的にはココだと思います。

私が１２歳の時に父と母は離婚しました。

原因は父の浮気。

相手の女は父の子供を妊娠していました。

その責任をとりたいから別れてくれと父に言われたそうです。

母は父を愛していました。数年前から家にほとんど帰ってこなかった父でも



いつか私のトコロへ帰ってくる



この一心で待ち続けたのです。

当時我家はとても貧しく、母は私と妹を食べさせる為に朝から晩まで２つの仕事を掛け持ちして家計を支えていました。



相手の女に子供が出来たという現実。



母にとって受け入れ難い事実。母は離婚を承諾し私と妹を引き取ります。



「お前、俺がいなくても大丈夫か？」



「大丈夫。私にはこの子達がいるから。」

父の問いに母はこう答えたそうです。



母は必死で働きました。

早朝５時から近くのコンビニの工場で働き、終わると次はスーパーのレジ係。

私を生んだ当時５８キロあった体重は４４キロ近くになっていました。

そんな娘を不憫に思った祖母は、母に度々お金を渡していたようです。



「たまには気晴らしに一緒に出掛けようよ」



祖母は働くだけの生活をおくっている母をパチンコへ誘いました。



つづく。。



過去のお話～その２～

チラシ

「新台入替」「出玉大暴走」


新聞を取ると出てきたそれは、起きたばかりの頭を刺激する。

「あー。朝っぱらから嫌なもの見たな。。」

そう、それはパチンコ店のチラシ。私はパチンコが大嫌いだ。

「・・・ちゃんとご飯食べてるだろうか。お金どうしてるのかなぁ。」

私の母は俗に言うパチンコ依存症。もうパチンコにはまってから５年以上は経っている。

今、彼女は１人暮らしだ。

明るくて元気でやさしくて、友達みたいになんでも話せる母は私の自慢でもあった。


パチンコと出会うまでは（笑）


パチンコ店が悪いんじゃない。借金してまではまる母が悪いのだ。
そんなことは分かっていても「パチンコと出会わなければなぁー。」と思ってしまう。


「死んだと思うことにするよ。」

泣きながら。。私は旦那にそう言った。生きていると思うと心配してしまうんだ。ちゃんとご飯、食べているかと様子を見に行ってしまうんだ。


母と連絡を絶ってからもうすぐ２ヶ月が経とうとしている。

あー。

とうとうやっちゃった。。

ブログというものを作ってしまった。。

数日前まで

「ブログ？ブログ↑って読むのかなー。ブログ↓って最後は下がるのかなー」
とか言ってたのによぉ。

続くかな。。っていうかまだ始めたばっかりなのに！！だからマイナス思考っていうんだよ。

まあ。。　　頑張って書いてみたいと思います。

目次

ブログテーマ「パチンコ」は連続モノです。

初めての方・最初から見たい方はこちらからどうぞ。

フィクションと言いたいところですが、ノンフィクションです。

過去の話ですのでその辺、ご了承下さい。

☆過去のお話シリーズ☆ 　　　　 １～１０まで

★借金発覚からシリーズ★ 　　　　 １～１０まで

▽すれ違う母娘シリーズ▽ 　　　　１～１０まで

■再会の果てシリーズ■　　　　　１～１０まで

◎暗いトンネルの先に見えたものはシリーズ◎　　　１～１０まで

全５０話。

時間のある時、またはひまな時にどうぞｗ